その16 足袋

せっかく浅草に来たのだからと立ち寄った和装小物屋さん「高砂屋」では思いもよらぬ事実発覚。
先日足袋を買ったらぶかぶかだった私。
いつもより一つ下のサイズを買うべきなのだな、と思い込んでいたのです。
ところがこの高砂屋で足袋選びの相談をしたところ、おじさんがどれどれと箱形の足のサイズ測り機(正式名称は不明)を出してきてくれました。
それで計測してもらったところ、なんと私の足は幅が狭くて甲も低いため普通サイズでは駄目と言われたのです。
「ささ」という種類の細身の足袋じゃないとぴったりしないんです。
でも「ささ」は特殊サイズの足袋なので、セール品がないんですよ〜。


貧乏根性出して「うそだ〜?またうまいこと商売しようと思いおって〜。ワンサイズ落とせばいけるんじゃん?」
と無理矢理小さい足袋を試着してみましたが、つま先はきつきつなのに、甲はぶかぶか。
それ見たことかとほくそ笑むおじさん、横でゲラゲラ笑う黒猫隊長。
へへーーー、とひれ伏して、福助足袋「ささ」2940円也を買ってきました。
ひ〜〜ん、高い。
お風呂に入る時一緒に洗って大事に履きます。


着物の世界、規格外は高くつくってことですね。
くそ〜〜。


それにしても足袋にタイプ別のサイズがあるなんて全然知りませんでした。
ほかにもふっくら型、ほそ型などいろいろあるらしい。
たどり着くのはオーダーメイド足袋でしょうか。
3足1000円というわけにはいきませんでしたね。