その17 予行練習は銀座でランチ

着付け教室1回目は、襦袢の着付けまで。
襦袢をきちんと着れたら、もう8割がた着付けは終わったも同然なのだそうです。
襦袢は一番下だから、いい加減でもいいと思ってましたよ。
大きな間違いでしたね。
何度も何度も着ては脱ぎ脱いでは着て、徹底的にしわなくきれいに着るすべを教えていただく。
優しい先生に、次回までに何度も練習してみてね(ハート)と言われましたが、結局家では一度も袖を通さぬまま。


着付け教室2回目は予行練習とカップリングです。
隊員が1名遅れてきたせいもあり、この日の教室は超巻き巻き!
私たち3名のほかにもう一人生徒さんがいたのですが、ランチの予約を入れている私たちを完璧に間に合わせようと先生こっちにかかりっきりで、すんごく 申し訳ないことに。


この日、何度も帯の締め方を教えていただいたおかげで、着付け解説本だけでは分からなかったお太鼓の謎が全て解けました。
盆踊りみたいになっていた手の返しもやっと納得。
とてもきれいに着あがって、気分もあがるあがる〜〜!


私たちの着付け上がりを階下で待っていた黒猫隊長と合流してホテル西洋銀座へ。
晴天でもまだ涼しい4月の銀座。
早足で歩いても、長谷川の草履は痛くなくて実に快適でした。


お食事したのはホテル西洋銀座のイタリアンレストラン「アトーレ」。
ここで唯一の男子部員くすお氏と合流。
撮影会が始まっちゃっていつまでたっても食事になんかなりゃしない。(笑)
初めての着物食事会に全員舞い上がりまくりですよ!
ああ、着物って着てるだけでなんて楽しいの!


ハッキリ言ってお食事のことあんまり覚えてません。
食後は全員であちこち呉服屋を見て回る。いい度胸としか言い様がありませんね。
もとじの前でぽけっと立ってたら、前を通った中年男性が目を細めながら、
「やっぱり、日本女性は着物がいいねえ。」


通りすがりのおじさんの一言、多分一生忘れない!(単純 )