その12 着物を着るために必要なもの

さあ、着物と帯が揃った以上、あとは着るのみです。
着物を着るために、ほかには何が必要なのでしょう?


下着。(肌着と裾避け、そして足袋ですね。)
その上に着る長襦袢。(上と下に別れた二部式のものもあります。)
着付け小物。(伊達締め、腰紐、コーリンベルト、帯枕、帯板)
帯締め帯揚げ。
そして着物と帯。
補正が必要な人は補正下着やタオル類。


これだけ揃えなければ、着物は着られません。
小物も全て一から揃えるとなると、結構な出費になりますよね。


私は手持ちのものをフル活用することに決めました。
襦袢は遥か昔に祖母が用意しておいてくれたらしい二部式のものと、振り袖を着た時に作った正絹のものがあったので、悩んだ末に正絹の袖を切って再利用することにしました。
黒猫隊長が以前染み抜きをお願いした下北沢の呉服店「らく布」に聞いてくれたところ、5000円ほどで袖を詰めてもらえるということだったのでお願いしました。


「らく布」は呉服屋さんですが、着物の手入れにも力を入れているそうで、優しいご主人が、とても親切に相談に乗ってくれましたよ。
汚してしまった時のお手入れも、ここに出せば安心できそうです。


伊達締、帯板は池袋東武の京都店に出店していた「ゑり正」で購入。
ゑり正は東京ではなかなか買えない通好みの和装小物屋さんなのだと、着物先輩から教えてもらいました。


ひもは振り袖用に買ってあったものなどを流用。
帯枕は着物先輩からやはりゑり正の可愛い梅の花模様のものをプレゼントしてもらっちゃいました。
着物を着ると宣言すると、親戚や友人から着物関連グッズがわやわやと集まりはじめるという話は本当でしたよ。
これからもぎゃんぎゃん振れ回らなくては!(笑)


足袋は近所の呉服店で安売りしていたものを購入。
履いてみたらちょっとぶかぶかしましたが、次回はワンサイズ下げるとして練習用にはこれで十分でしょう。


さあ、一通り揃ったど!